看取りケアの プロセスと心を癒やす "声かけ・対話・聴く力"

ほんの少しの踏み込んだ質問で、患者の思いを引き出し、患者自身の言葉で 答えを見つけていく!


生死にかかわる話題から逃げない聴き方のコツ!

病院(緩和ケア病棟・一般病棟・療養病棟)・介護施設 (特養・老健・特定施設等)・訪問看護等の看護師・介護職等を対象に、看取りのプロセスとその時にできるケアの要点や患者・利用者が小さな希望を見いだし,家族の心を癒やす声かけ・対話のポイント、生死にかかわる話題から逃げない歩き方のコツについて学ぶセミナーが1月19日(日)仙台で開催されました。

1,000人を超える看取りの経験がある医師が講師!

講師の大井裕子氏は外科医、地域医療、在宅医療の経験を経て2006年より桜町病院ホスピスでがんの終末期の患者と家族のケアにあたっています。2014年より広島県廿日市市で「〈暮らしの中の看取り〉準備講座」を主催し、地域住民、専門職と共に食支援と聴くことをテーマに活動を続け、2017年にその活動内容をまとめた著書『〈暮らしの中の看取り〉準備講座』(中外医学社)を発刊。1000人を超える看取りの経験と豊富な知識を基にわかりやすく解説するので、納得して講義を聴くことができます。

心揺さぶられるエピソードを通して学ぶ!

本セミナーの終盤では、事例を交えて終末期の患者・家族への声かけ・対話について具体的に解説します。患者から「元気になったら○○したい」「本当は話したいことがたくさんある」「もう長く生きることはあきらめました」「死ぬのがこわい」と言われた時の声かけ、「自分は何もできない」と思っている家族への声かけ、認知症のある患者が求める声かけ、医療者に向けられた患者の怒りや食べる話題を避けている家族へのアプローチ等について学びます。

【参加者の声】

・職場での課題や悩みを解決するヒントとなるものがたくさんあった。共有して少しずつケアに生かしていきたい。
・看取りに関してではなく、今後の看護に大変役立つ内容でした。先生の本を読んでみようと思います。
・臨床で活用できる内容でとても参考になった。まだまだ家族への配慮が不足していると反省させられた。
・事例を踏まえ、お話されることが多く、わかりやすかった。
・先生自身の体験などが聴けて、心に残る話が多くあった。
・話を聴く大切さ、プロセスを共有する大切さ、予測の判断について分かりやすかったです。患者さんの話をしっかり聴きたいと改めて思いました。
・基本的なこと以外も具体的に教えていただき、とても分かりやすかった。食に関する内容も多く、看取りと食べることは切っても切り離せないことだと再確認できた。

【全国6地区で開催予定】

本セミナーは、東京2月9日(日)、札幌3月15日(日)、福岡5月17日(日)、名古屋6月14日(日) 、広島7月5日(日) 、大阪9月27日(日)で開催予定です。看取り現場の看護師や介護職に役立つ情報が満載の本セミナーに興味を持った方は是非ご参加ください。

セミナー
看取りケアのプロセスと心を癒やす
 "声かけ・対話・聴く力"
東京地区:2020年2月9日(日)
札幌地区:2020年3月15日(日)
福岡地区:2020年5月17日(日)
名古屋地区:2020年6月14日(日)
広島地区:2020年7月5日(日)
大阪地区:2020年9月27日(日) 
 


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