介護スタッフに伝えたい看取りの要点

介護施設での看取りが増えています。介護施設での看取りは「穏やかに自然なまま」…ということが言われていますが、決して「何もしない」ということではなく、それなりの段取りが必要です。

介護施設でいかに看取ることがよいのか、また、その体験を介護職員のモチベーションにどうつなげるかが課題と言えます。

隔月刊誌『介護人財』2020年1-2月号が発行しました。 

特集テーマは「介護スタッフに伝えたい"看取りの要点"」です。

東京有明医療大学 看護学部 看護学科大学院看護学研究科 教授の川上嘉明氏は「介護者本人が満足するケアではなく、高齢者が最も良い状態に満たされるようその様子を『読み取り』、状況に応じ介護の手を差し控えることは、穏やかな看取りケアに欠かせません。食べないことで苦しさ・つらさが軽減し、穏やかさが得られる場合、食べるケアなどを『引き算する』ことが必要なのです。」と述べています。





2020 1・2月号

特集

介護スタッフに伝えたい
“看取りの要点”

介護施設における"穏やかな死"とは
死後変化への理解とご遺体に対するマナー
介護施設における"看取りの加算"と"求められる実務"
命が終わりに近づく時、人の体には何が起こっているのか?

介護施設での"看取り"に関する取り組み
①認知症のある患者・利用者に対する
 ACP(アドバンス・ケア・プランニング)実践
②偲びのカンファレンス
③最期まで「おいしく」食べる看取りケア
④死をタブー視しない環境づくり
⑤訪問看護における「行かない看護
特別企画
「本当の自立支援」ができる人材になる!
~具体的な自立支援ケアを実現するために何を学ぶべきか




※隔月刊誌『介護人財』2020年1-2月号の目次はこちらをご覧ください。



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