注記
※本記事は書籍『課題整理総括表・評価表 活用の実務』(著者:株式会社日本総合研究所 創発戦略センター シニアスペシャリスト(コミュニティ・イノベーション)齊木 大/一般社団法人神奈川県介護支援専門員協会 副理事長 ツツイグループ 医療法人徳寿会 顧問 松川竜也)の巻頭言より引用しています。
利用者や家族のQOLを高めたり維持したりするため,ケアマネジメントでとらえるべきニーズや社会資源の範囲が広く,多様化しています。専門職であるケアマネジャーとしては,腕の見せどころが増えているとも言えるでしょう。
しかし,ケアマネジャーの多くが情報の収集・分析に苦手意識を持っています。その人の目標とする生活を実現するために何が課題か,そのためにどのような情報を集めればよいか,ケアを提供することでどのような変化が見込めるのか,こういったことを考えるのが難しいということです。
課題整理総括表と評価表は,ケアマネジャーが一人で使うツールではありません。むしろ,情報の収集・分析で他職種とのコミュニケーションを円滑にし,ケアマネジャーが一人で抱え込まなくてよいようになることが目的です。
多職種連携の推進が期待される今こそ,これらのツールをぜひ積極的に活用していただきたいと思います。
著者/ 齊木 大 株式会社日本総合研究所 創発戦略センター シニアスペシャリスト(コミュニティ・イノベーション) |
松川竜也 一般社団法人神奈川県介護支援専門員協会 副理事長 ツツイグループ 医療法人徳寿会 顧問 |
B5判 152頁 定価 2,000円+税 |
様式策定に携わったメンバーが解説する、正しい知識・事例・Q&A 「考え方」「書き方」「使い方」がよくわかる! ケアマネだけでなく、行政職員や他の専門職も必見! |
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