施設・事業所の機能を活かしたさまざまな地域活動・サービス

季刊誌『通所&施設 地域包括ケアを担うケアマネ&相談員』2019年5月配本号

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#日総研 の季刊誌『通所&施設 地域包括ケアを担うケアマネ&相談員』5月配本号が発行しました。

今号は「地域活動・地域連携特別編集号」です。

【特集1/相談援助・地域展開】

施設・事業所の機能を活かしたさまざまな地域活動・サービスの実践

高齢者施設・事業所を地域における社会資源と位置づけるのであれば、本業である利用者へのサービスの提供だけに留まらず、地域の町内会・学校などの関係機関と顔の見える関係性を作り、共存した地域づくりを展開していくことが求められます。
特に地域包括ケアシステムにおけて、住まいに位置づけられる長期入所を担う特養(社会福祉法人)は、義務化された地域公益事業や介護予防の総合事業などの展開で地域における存在価値を見出さなければならないでしょう。老健においては、30年度報酬改定で「加算型」以上は地域貢献活動の実施が課せられました。
本特集では、高齢者施設・事業所におけるさまざまな地域貢献活動・地域サービスの実践、共存した地域づくりの取り組みを紹介しながら、地域包括ケアシステムにおける高齢者施設・事業所のあり方を考察していきます。

●社会福祉法人における地域公益活動と地域づくり
●強化型老健における地域連携・地域貢献活動の実践

【特集2/ケアマネジメント実務編】

医療,関係機関との連携・支援が必要な
利用者の計画立案のポイント

2025年の地域包括ケアシステム構築に向け、高齢者施設・居宅サービス事業所は、地域の実情に応じ、共存した地域づくりを展開していくことが求められてきています。しかし、地域福祉の観点から見ると、地域にはさまざまな課題や、複雑な問題を抱え、医療、関係機関との連携や支援が必要な利用者がいます。
本特集では、地域で複雑な問題を抱え、医療や関係機関との連携や支援が必要な利用者への計画立案のポイントについて考察します。

●医療依存度が高く,医療連携が必要な利用者の介護計画立案
●さまざまな社会資源の活用,支援が必要な利用者の計画立案のポイント

【特集2/ケアマネジメントケーススタディ編】

地域に利用者を帰す!
超強化型老健の在宅復帰のケアプラン事例集

平成29年の介護保険制度改正で、介護老人保健施設の役割が在宅復帰・在宅療養支援であることがより明確にされたことを踏まえ、平成30年度介護報酬改定で、報酬体系の見直しが行われました。これまでは「強化型」「加算型」「従来型」と類型されていましたが、改定後は、従来の在宅復帰率、ベッド回転率だけでなく、「在宅復帰・在宅療養支援等指標」で点数化され、一定の在宅復帰・在宅療養支援機能を有するものを「超強化型」「在宅強化型」「加算型」「基本型」「その他型」として評価され、メリハリをつけた報酬体系となりました。
本特集では、いわゆる「超強化型」老健において、在宅復帰をするためにどのようなケアプランを立案し、実施・モニタリングをしていくのかについて、事例を一連の流れで紹介します

●在宅復帰のケアプラン事例〈その1〉
●在宅復帰のケアプラン事例〈その2〉

【特集3/経営・業務マネジメント】

地域,利用者のニーズに応じた
保険外サービスの展開と地域づくり

平成30年9月に厚生労働省より「介護保険サービスと保険外サービスを組み合わせて提供する場合の取扱いについて」の通知がされ、訪問介護と通所介護における保険外サービス提供のルールが示されました。さらに、豊島区でも「混合介護」のモデル事業が試行されるなど、保険外サービスについて改めて注目が浴びてきました。
今後、地域や利用者のニーズに応じ、介護保険サービスだけでなく、保険外サービスなども含めたサービス展開や地域づくりが、介護保険施設・事業所で求められてくるでしょう。
本特集では、保険外サービスの今後の展望から、実際に保険外サービスを展開している介護保険事業所の取り組みを紹介し、今後の地域づくりについて考察していきます。

●介護保険サービスと介護保険外サービスを組み合わせたサービス提供と今後の展望
●地域に開かれた施設を演出!フロントエンドとしての保険外サービスの実践と効果
●「なごみのさと」における保険外サービスの実践

【特集4/通所サービス】

地域と共生・協働した活動展開!
通所サービスにおける地域連携拠点としての実践

平成27年介護保険制度改正により、デイサービスは利用者の地域生活を支える地域連携の拠点としての機能が求められてきました。これは、地域包括ケアシステムを構築していく上で、デイサービス事業所が社会資源として地域の拠点となり、共生・協働の地域づくりを展開していくことが求められていると言えます。そのためにも、デイサービスのソーシャルワーカーである生活相談員が地域に出向き、地域のニーズを把握しながら、共生・協働して「地域連携の拠点」となるための活動を展開していかなくてはならないでしょう。
本特集では、デイサービスの地域連携の拠点としてになるための生活相談員の役割から、その様々なの活動について紹介していきます。

●地域連携の拠点となるための事業所の役割
●地域連携拠点実践事例その1和が家介護グループの認知症ケア,予防ケア,地域ケア
●地域連携拠点実践事例その2介活ネットさわら中央の事業者連携

【巻頭特別企画】

●地域包括ケアシステム構築に向けた医療と介護の課題
●地域活動・地域連携を推進するためのソーシャルワーカーの役割

【スペシャルレポート】

介護保険施行当初、地域の高齢者は、高齢者施設に入所したり、居宅サービスを受けたりすることにより、その人が抱える課題はある程度解決されていました。しかし、時代の変遷と共に近年では、少子高齢化が進み、老老世帯や認認世帯、独居世帯が増えると共に、生活困窮や制度の狭間で適切サービスを受けることができず、生活が営めない、さまざまな問題を抱える世帯が増加しています。特に、高齢者本人だけでなく、その家族を含めた支援も必要な世帯も多くなり、施設サービスや居宅サービスの調整を担う相談員やケアマネジャーの役割は、単に施設入所・サービス提供業務だけにと留まらず、多岐に渡ってきたと言えます。
介護保険サービスを利用するにあたり、利用者本人だけでなく、家族にも支援が必要なケースについて、ソーシャルワーカーとして、どのように実践・対応していかなければならないのかスペシャルレポートとしてお届けします。


●介護保険サービスを利用する高齢者を取り巻く状況の変化と家族支援
●高齢者を介護する家族への支援とソーシャルワーカーに求められるコンピテンス

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